勉強を持続させる「10分休憩法」
- 蓮 高田
- 9月20日
- 読了時間: 3分
「勉強を始めたいけど、なかなか集中力が続かない…」「ついスマホを触ってしまい、気づけば時間が経っている…」そんな悩みを抱えていませんか?
勉強を持続させるための方法はたくさんありますが、今回は私自身も実践し、効果を実感している「10分休憩法」をご紹介します。これは、やる気や集中力に左右されず、誰でもすぐに始められるシンプルな方法です。
「10分休憩法」とは?
この方法は、勉強時間は何分でもOK、ただし休憩時間は必ず10分と決めるのがポイントです。
「今日は気分が乗らないから5分だけ勉強しよう」 「今日は調子がいいから、1時間集中してから休もう」
このように、自分のその日のコンディションに合わせて、自由に勉強時間を設定します。重要なのは、**「勉強が終わったら必ず10分休む」**というルールを守ること。このシンプルな繰り返しが、不思議と集中力を高め、勉強を習慣化させてくれます。
なぜ「10分休憩法」が効果的なのか?
1. 勉強のハードルが下がる
「1時間集中しなきゃ」と考えると、腰が重くなってしまいますよね。でも、「5分だけやってみよう」と思えば、すぐに机に向かえます。心理的なハードルが下がることで、行動に移しやすくなります。
2. 集中力が自然と高まる
「10分経ったら休める」ということが分かっていると、不思議と目の前の勉強に集中できるようになります。休憩があることで脳がリフレッシュされ、次の勉強も効率よく進められます。繰り返しているうちに、いつの間にか勉強に集中できていることが多いです。
3. 脳が学習内容を整理する
勉強と休憩を繰り返すことで、脳は学習した内容を整理し、記憶に定着させやすくなります。ただひたすら勉強を続けるよりも、メリハリをつけることで学習効率が格段にアップします。
「10分休憩」のNG行動とおすすめの過ごし方
せっかくの10分休憩も、過ごし方を間違えると逆効果になってしまいます。
【NG行動】
スマホを触る
SNSやゲーム、動画サイトは、ドーパミンが大量に出て脳が興奮状態になり、集中力がリセットされてしまいます。勉強部屋にスマホを持ち込まないのがベストです。
映画やテレビを見る
これもスマホと同様、脳が刺激されすぎてしまい、休憩になりません。
【おすすめの過ごし方】
散歩
軽く体を動かすことで気分がリフレッシュされ、思考がクリアになります。特に外の空気を吸いながら歩くのがおすすめです。
何も考えない時間を作る
ぼーっとしたり、窓の外を眺めたりするだけでも、脳はしっかりと休めます。この「空白の時間」が、勉強内容を整理する大切な時間になります。
友達と雑談する
友人との軽い会話は、気分転換になりストレス解消にもつながります。勉強とは全く関係のない話もOKです。
問題を出し合う
友人とその日勉強した内容について簡単な問題を出し合うと、アウトプットの練習になり、記憶の定着にも役立ちます。競争効果も生まれますね。
まとめ
勉強は、長時間座り続けることだけがすべてではありません。
「10分休憩法」は、あなたのその日の体調や気分に合わせて、柔軟に勉強スタイルを調整できる優れた方法です。
勉強のハードルを極限まで下げて、まずは勉強するフリから始めてみてはいかがですか?「勉強しなきゃ」ではなく、「いつの間にか集中してた」の方が気分がいいですし、本来の勉強の姿ですよね。モチベーションは後から付いてきます。

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